令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(4)

座長:原田 祐樹(西日本旅客鉄道)

[VI-882] 目標軌道状態の実現を考慮したMTT保守と道床交換の中期保守計画システム

〇須藤 雅人1、三和 雅史1、山本 修平2 (1.鉄道総合技術研究所、2.東日本旅客鉄道)

キーワード:軌道保守計画、高頻度データ、軌道変位進み、保守改善量、保守費

高頻度に取得された軌道変位データ等を用いて,MTT保守と道床交換の保守計画を作成できる中期保守計画システムは,5年程度の期間の経済性を考慮し,計画期間終了時の軌道状態を最良にする保守計画を作成できる.しかし,保守延長の上限内で軌道状態を最もよくする保守計画は作成できるが,軌道状態の目標レベルを実現するための保守延長の算出はできなかった.
そこで,計画期間終了時までに維持したい軌道状態の目標を与えたときに,より少ない保守費でその目標を実現するMTT保守と道床交換の保守延長を算出できる機能を開発した.その結果,現状の軌道状態を実現した上で,より経済的な保守計画の作成ができるようになった.

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