令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(4)

座長:原田 祐樹(西日本旅客鉄道)

[VI-884] 季節変動による通り変位発生箇所の原因調査

〇石見 涼1、南波 光希1、今井 雄介1、須藤 雅人2、松田 博之1 (1.東日本旅客鉄道、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:季節変動、軌道整備、スラブ軌道

上越新幹線の40m弦通り変位発生において、冬季に目標値を超過、夏季では良好な軌道状態となるような周期的変動が観測された。高低変位の波形ズレに関しては従来から研究が行われており、橋脚の温度変化由来の軌道変位が起きていることがわかっているものの、通り変位の波形ズレに関しては既往の研究がなく、原因究明のための調査が必要である。そこで本研究では、East-iデータを周波数解析することで通り変位が周期的に変動する箇所を特定した。また、変動が大きな箇所において現場調査を行った結果、スラブ板が横移動することによりレール位置が変動する可能性を示唆するデータが得られた。

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