[VI-889] 線路設備モニタリング装置を活用した効率的な噴泥把握に関する取組み
キーワード:線路設備モニタリング装置、道床状態、噴泥、慣性正矢法
バラスト軌道に発生する噴泥は,道床横抵抗力の低下による温度上昇時の張り出し事故のリスク増加や,軌道変位進みを助長させるなど,軌道管理上様々な弊害を引き起こす.本取組みでは,モニタリング装置で高頻度に取得される軌道変位データを活用した,噴泥箇所の推定および状態の定量的評価に向けた検証を行った.定量的評価に向けては,10日間あたりの高低変位の標準偏差を傾向σ値と定義し,その大きさから道床状態を評価した.その結果,傾向σ値から噴泥延長を推定,また傾向σ値の大きさで噴泥のアオリ量を評価できる可能性があることがわかった.
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