令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-923] ジャーミング検知に関する実験的検討

〇久保田 光太郎1、川野 健一1、永谷 英基1、吉迫 和生1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:ジャーミング、せん断、滑材

筆者らは,模型地盤での回転貫入試験法を考案,実施し,胴締めやジャーミングの発生メカニズムや対策手法について検証してきた.その結果,胴締めやジャーミングを検知する手法としてシールドマシンやボーリングロッド周面のせん断力計測が有効であることが分かった。そこで,シールドマシン周面を模擬したせん断装置を作製し,せん断力計測によるジャーミング検知の実験的検討を行った。結果として,シールド掘進中の拘束圧とせん断力から得られる摩擦係数をモニタリングすることで,ジャーミング発生の有無を判断できることを確認した.また,ジャーミング対策として行われる余掘り部への滑材注入による摩擦低減効果も確認することができた.

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