令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-925] 非開削切り拡げ工法の設計方法における妥当なFEM解析モデルに関する一考察(その2)

〇森田 遼太郎1、岩波 基1、山口 哲司2 (1.早稲田大学、2.熊谷組)

キーワード:シールドトンネル、設計

非開削切り拡げ工法は既存の地下インフラから新たな地下空間を構築することのできる技術である.それゆえ,地上部は交通量が激しく,地下部には大型埋設物がすでに存在する都市部の地下空間の拡幅において,本工法の使用が期待されている.しかし,その設計方法の検証が不十分なまま多くのプロジェクトで採用されている.本研究で対象とする工事でも設計値と計測値の間に大きな差が生じたため,支保工やシールドトンネルなどの設計方法の見直しが必要であると考えられる.そこで,筆者らは切り拡げ工事における支保工やシールドトンネルの挙動を3次元FEM解析で再現することを試みている.

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