令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(1)

座長:谷口 裕史(安藤・間)

[VI-972] Deep Learningによるコンクリート骨材の粒度分布推定に関する基礎的研究

〇佐藤 英明1、北川 博一1 (1.(株)熊谷組)

キーワード:コンクリート、骨材、粒度分布、人工知能、深層学習

安定したコンクリートの製造するためには,骨材の品質は重要な管理項目である.筆者らは,これまでAI(Deep Learning)による骨材判別技術の研究を行っており.AI による技術で十分な精度で判別できることを確認している.一方,骨材の品質管理項目のうち粒度分布については,人的および時間的な負荷が大きいことや,日々の骨材の品質変動などに対しては十分に把握しきれていないのが現状であった.
本研究では,Deep Learning によるコンクリート骨材の粒度分布の推定の全数管理の可能性について研究を行った.その結果,開発したAIシステムによれば,概ね十分な精度で粒度分布を推定できるものと考えられる.

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