GIS/GPS

[VI-1063] 電柱を利用したGNSS による地表面変位連続モニタリング技術

〇永谷 英基¹、久保田 光太郎¹、吉迫 和生¹、武石 朗²、手束 宗弘²、加藤 大祐² (1.鹿島建設株式会社、2.国際航業株式会社)

キーワード：RTK-GNSS、地表面変位、連続モニタリング、電柱、母集団移動平均法、恒星日差分法

都市部におけるシールド工事や開削工事では，周辺への工事の影響を監視するため，広範囲での地表面変位計測が求められる．しかし，事業用地外については，道路や私有地での計測装置の常設は困難であるため，測量作業に頼らざるを得ず，リアルタイムでの地表面変位モニタリングは困難な場合が多い．一方，近年，GNSS測量技術の進歩が目覚ましく，計測精度やリアルタイム性が飛躍的に向上している．そこで，都市部の電柱に対し，GNSS アンテナを取り付けることで地表面変位を連続的にモニタリング可能かについて，実証実験を行ったので報告する．