令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(4)

座長:内藤 英樹(東北大学)

[VI-698] 移動輪荷重試験機を用いた床版更新時における縦目地の耐久性の検証

山浦 明洋1、石井 博典1、白水 晃生1、〇加藤 健太郎2、濱野 真彰3、内海 和仁3 (1.横河ブリッジ、2.横河ブリッジホールディングス、3.首都高速道路)

キーワード:移動輪荷重試験、縦目地、床版更新、路面形状、相対変位

交通量の多い都市部の高速道路では,床版更新工事にて,片側2車線通行の道路を昼間に全開放し,夜間に1車線開放かつ他1車線規制が要求される場合がある.このような条件の下,RC床版を鋼床版に1車線分の断面ずつ取替える際には,一定期間,異種床版断面となり,縦目地が生じる.この縦目地については,その上を車両が走行するため,その構造や耐久性などを検討する必要がある.本研究では,異種床版断面の試験体を用いて,縦目地構造の耐久性および縦目地に生じるRC床版と鋼床版のたわみ差を移動輪荷重試験により確認した.結果として,縦目地部の舗装や端部構造には大きな変形や損傷がなく,床版取替え期間の耐久性があると判断した.

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