令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(11)

座長:津野 究(鉄道総合技術研究所)

[VI-750] 覆工劣化が見られる鉄道トンネルにおける維持管理について

〇簾内 春汰1、伊藤 信1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:鉄道トンネル、維持管理

鉄道トンネルにおいて、覆工材料はコンクリートのほか、レンガ、コンクリートブロック等様々なものが使用されてきた。その中でも、建設当時のコンクリートの材質不良における覆工の脆弱化から、構造耐久の不安・覆工の剥落等による、機能低下が懸念されるトンネルがある。今回、過去に行った調査結果と照らし合わせながら、背面地山の調査、空洞・覆工厚の調査を行い、外力に対する安全性評価を試みることで、トンネル全体における大規模な改築の必要性及び、今後の維持管理方針について検討を行った。

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