令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(1)

座長:森 拓雄(大林組)

[VI-1078] 工程進捗データ標準案の検討に向けた施工シミュレータ機能要件整理に関する研究

〇大槻 崇1、緒方 正剛2、石田 聡史2、茂木 正晴2、椎葉 祐士3 (1.国土交通省 国土技術政策総合研究所、2.先端建設技術センター、3.日本建設機械施工協会)

キーワード:工程進捗データ、シミュレータ、施工、土工、学習用データ、人工知能

施工現場(土工)の自動施工の実現に向けて、施工段取り支援AIの開発促進が有効である。一方で、当該AIの開発には、膨大な学習用データが必要とされることが予想されている。そのデータの蓄積と利活用環境の整備に向け、施工現場の工程進捗に従って変化する地形、投入される資機材や天候等のデータ(「工程進捗データ」と呼ぶ)のデータ標準案の検討を始めた。一方で、当該AIの動作基盤となる施工シミュレータも同時に実現していくことが必要であるが、その過程においても、工程進捗データに係る示唆がえられると考えている。本研究では、施工のシミュレータの実現に向けた機能要件の整理について報告する。

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