令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(7)

座長:佐藤 文則(前田建設工業㈱)

[VI-315] ICTを活用した高度診断技術の導入

〇須田 顕寛1、車田 美春1、黒田 浩一1 (1.独立行政法人水資源機構)

キーワード:ICT、高度診断技術、振動診断装置、移動型、状態監視保全、開閉装置

水資源機構が管理する機械設備の耐久性及び信頼性を維持、確保するためには定期的な点検・整備が必要であり、長期的かつ合理的な整備計画を策定する必要がある。
 しかしながら、常日頃からの状態監視保全は、機械設備担当者の技術的経験等に頼るところが多く、管理水準に差違が生じる場合があり、同一の管理水準で状態監視を行うことは困難である。
 それゆえ、当管理所では状態監視の定量化、設備診断の高度化・高速化を図るため、水資源機構では初めてとなる移動設置型振動診断装置を構築した。なお当該装置は、測定データを無線通信機器を使用して遠方にあるデータサーバへ保存できるようにICTを活用したシステムとしている。

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