令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理(2)

座長:増原 康布(熊谷組)

[VI-811] 原石山における定量的な材料品質判定方法の現場運用

〇横田 崇之1、緒方 恒1、平出 敬信1 (1.大成建設 東北支店 成瀬ダム原石山採取工事作業所)

キーワード:CSG、品質管理、ICT、コンクリートテスター、エコーチップ、迅速手法

成瀬ダムは、台形CSGダム形式が採用されており、堤体材料は耐久性が必要な外部コンクリート用骨材と耐久性が不要な内部コンクリート用骨材及びCSG材に分けられる。この内、原石山で採取する材料は、B材とC材であり、廃棄岩と採取する材料区分の原石判定が施工管理で重要である。これまでの原石材料の判定は目視・ハンマー打撃による定性的な判定に頼ってきたが、成瀬ダムでは現場管理として定量的な数値による客観的な判断が出来る「オンサイト計測法」を原石判定として採用した。その結果、コンクリートテスターとエコーチップの2計測方法で2軸で判定する方法が、精度の高い定量的な管理手法の適用についての可能性を確認できた。

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