令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(6)

座長:小澤 勇介(㈱大林組)

[VI-948] セグメント継手に用いる小型軽量フック式継手(CLH継手)の開発

〇水上 博之1、津田 達也2、平山 国弘2、岩崎 吉孝3、藤木 育雄4 (1.メトロ開発、2.日本コンクリート工業、3.エスビージェイ、4.パシフィックコンサルタンツ)

キーワード:シールドトンネル、セグメント継手、ワンパス継手、軽量化

近年、シールドトンネルにおいては、長距離掘進や高速施工を実現するために、ワンパス型の継手を持つセグメントが主流となっている。従来のワンパス型継手のひとつであるフック式継手は、セグメントの正負曲げモーメントに対応するため、継手金具は、対象な形状となっており重厚な継手となる、そこで、セグメント高さ方向に2段配置を前提に、1方向にのみフックを設けることで、継手を軽量化とすることができる継手の開発を行った。この開発した継手の継手曲げ試験を実施し、十分な剛性および耐力を有することを確認した。

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