令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(6)

座長:小澤 勇介(㈱大林組)

[VI-950] アラミド繊維を混入したFFU切削セグメントのリング継手

〇久住 慎也1、村上 初央1、坪井 広美1、大江 郁夫1 (1.西松建設)

キーワード:切削セグメント、急曲線、リスク対策

筆者らは大断面シールドトンネル工事の急曲線部に適用可能な切削セグメントを開発した。切削セグメントはコンクリート製であるため、シールド掘進時の施工時荷重の影響を受けやすく、継手の目開きおよびクラックに対するリスクが懸念された。リスク対策として、ダウエル、トランスミッションストリップ、目開き防止プレートをセグメントに設置した。その他、施工上の対策を行うことで、リング継手に引張力および本体にクラックが発生せず急曲線施工を終えることができた。

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