令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(10)

座長:大谷 達彦(西松建設株式会社)

[VI-669] 山岳トンネルにおける切羽画像AI診断システムに関する検討

〇畑本 浩伸1、飛鳥馬 翼1、青木 宏一1、北原 成郎1 (1.熊谷組)

キーワード:山岳トンネル、切羽画像診断、人工知能

山岳トンネル工事では掘削時に切羽の状態,風化変質,割目状態,湧水量等の観察を行い,地山を評価し,その結果を支保選定等に用いている.切羽観察時には現場技術者が評価を実施しているが,経験の少ない技術者が評価を行うと誤診断が発生する可能性がある.診断支援の観点から,人間以外の診断システムの構築が期待される.本稿では,掘削中の2現場(機械掘削方式と発破掘削方式)の各トンネルにおける切羽写真の画像を,新規で構築した切羽画像AI(Artificial Intelligence)診断システムに学習・診断させ,観察項目毎に判定正答率を評価した結果を示す.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン