令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(7)

座長:堀 雄一郎(東日本旅客鉄道)

[VI-867] 施工時におけるプレパックドコンクリート道床敷設条件に関する検証

〇松川 俊介1、米原 善秀1、藤井 諒1、安藤 勝敏2、青木 宣頼2 (1.東京地下鉄株式会社、2.株式会社日本線路技術)

キーワード:プレパックド工法、設計基準強度、レールサポーター間隔、道床肩幅

プレパックド工法は、列車を通常運行させながらコンクリート道床を更新するための工法である。過去の研究より、仮設バラスト道床期間が長期化した場合、列車通過時の衝撃やトンネル内の環境により、バラスト表面に付着する埃等の影響で強度低下が生じるが、レールサポーターを設置することで、無収縮モルタルの材令2時間設計基準強度が緩和できることを確認している。本論文では、モルタル設計基準強度の9割以上を確保することとした時の、モルタル打設時に必要なレールサポーター間隔及び道床肩幅を明らかにするために、速度、曲線半径及びカント不足量を考慮した上で、最大主応力及び最大せん断応力について照査を行った結果を報告する。

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