令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(7)

座長:堀 雄一郎(東日本旅客鉄道)

[VI-868] 路盤鉄筋コンクリート新設工事における工期短縮

〇古賀 清紀1、一松 昭徳1 (1.三軌建設株式会社)

キーワード:路盤鉄筋コンクリート、工期短縮、フローティングスラブ、トンネル、埋設型枠、プレキャスト製品

JR九州折尾駅の連続立体交差事業に伴う折尾トンネルの路盤鉄筋コンクリート及び現場打ちケーブルダクト工事において、筑豊本線の2019年3月開業にむけ、当初の施工計画では14ヶ月程度を要する工程を9ヶ月程度に5ヶ月短縮する必要があった。路盤鉄筋コンクリートには、当社としては初めての施工となるフローティングスラブも含まれていたが、厳しい工程の中で検討を重ね、路盤鉄筋コンクリートに埋設型枠を使用し、ケーブルダクトにはプレキャスト製品を使用した。この結果、作業効率の向上と施工の簡略化ができ、約5ヶ月の工期短縮を達成した。

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