令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

バイオレメディエーション(2)

座長:高畑 陽(大成建設)

[VII-80] モバイル型リアルタイムPCR装置を活用したバイオオーグメンテーション工法における投入細菌数のモニタリング

〇崎原 健吾1、宮里 真珠2、吉川 大介3、照屋 正悟1、古家 克彦3、山入端 豊4、田邊 俊朗2 (1.株式会社 照屋土建、2.沖縄工業高等専門学校 生物資源工学科、3.一般財団法人 沖縄県環境科学センター、4.大鏡建設 株式会社)

キーワード:バイオレメディエーション、バイオオーグメンテーション、モニタリング、リアルタイムPCR、重油

バイオオーグメンテーションを行う際に重要な浄化工事現場での投入生細菌数のモニタリング方法の確立を目的とした。投入細菌の16SrRNA遺伝子の塩基配列を基に、投入細菌を特異的に検出するプライマーとプローブを設計した。模擬汚染土壌から全RNAを抽出しRT-PCRで生細菌のみを検出することを図った。浄化工事現場で実施可能な全RNA抽出の方法及び、モバイル型リアルタイムPCR装置を用いた投入細菌の維持・増殖・減衰を検出できる方法を開発した。投入細菌検出法を確立後、操作を簡易化し、浄化工事の現場でも容易に投入細菌を検出できるようなモニタリング操作手順を策定した。

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