[VII-18] ビール粕のメタン発酵処理 -高温固定床式と中温固定床式の比較-
キーワード:ビール粕、メタン発酵、バイオガス
現在ビール粕は飼料などに有効活用されているが、飼料の需要減少、地球温暖化対策などの観点から、固形分も分解可能な固定床式メタン発酵によるエネルギー回収が有用であると考えられる。本実験では、ビール粕に対して高温固定床式と中温固定床式の2つの方式で連続メタン発酵処理試験を実施し処理能力を比較した。その結果、高温固定床式は中温固定床式と比較して、許容CODcr容積負荷は約2倍高く、T-CODcr除去率、バイオガス発生量は約15%高かったことから、高温固定床式の優位性が確認できた。
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