令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

振動・大気環境

座長:東海林 孝幸(豊橋技術科学大学)

[VII-110] 地球温暖化を考慮した大気浮遊物質のわが国への影響とその将来変化に関する研究

〇目高 龍太郎1 (1.法政大学)

キーワード:大気浮遊物質、WRFchem、越境汚染、東アジア、SOM

近年、東アジアに急速な経済発展に伴い、工場等から排出される大気浮遊物質が大幅に増加し、我が国にも大きな影響を与える可能性が懸念されています。そこで、本研究では、日本各地の大気環境の将来変化を明らかにすることを目的に、WRFchemを使用し、移流拡散シミュレーションを行い、大気浮遊物質が日本にどのような影響を与えるかについて地域別に解析・評価を行いました。大気浮遊物質の解析対象はSO2とPM2.5です。解析の結果、日本の8地域において、SO2では、3地点、PM2.5では、4地点において、将来増加する可能性が示唆されました。

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