令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

用排水処理

座長:段下 剛志(徳山工業高等専門学校)

[VII-36] 省エネ型生物処理による厨房排水の処理性能と固形油脂の可溶化の検討

〇徳山 達1、片岡 育海1、上岡 ちひろ1、山崎 慎一1、山口 隆司2、荒木 信夫3 (1.高知工業高等専門学校、2.長岡技術科学大学、3.長岡工業高等専門学校)

キーワード:生物学的処理、厨房排水、油脂排水、嫌気性固定床法、DHS法

厨房施設等の小規模事業所に設置されているグリストラップの堆積汚泥は, 一般に回収, 乾燥, 焼却, 埋め立ての工程で処理される. しかし, 水分を多量に含んだ油脂汚泥は, 処理時の環境負荷も大きいことから新たな汚泥処理方法の開発が求められている.
本研究では, グリストラップから採水した排水を嫌気性処理と好気性処理を組み合わせた省エネ型生物処理装置を用いて処理し, 装置のエネルギー回収性能と処理性能について検討を行った. また, この装置の課題である固形油脂の処理を解決するために, 固形油脂を好気性と嫌気性の処理条件と排水のpH調整条件を変化させて可溶化実験を行い, 固形油脂の可溶化の程度についても検討を行った.

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