[VII-42] ビオトープでのカワニナの生息状況改善に対する地下水の導水効果
キーワード:ビオトープ、カワニナ、生息密度、水温、地下水
熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」では、環境教育拠点としてため池を中心とした親水エリアの整備を行っており、その一つとしてホタルビオトープが創生されている。ホタルビオトープには、ホタルの餌となるカワニナを放流し、定期的に生息状況の確認を行っているが、2017年夏季に生息密度が減少した。減少要因としてビオトープの水温に大きな要因があると想定されたことから、水温の安定した地下水をホタルビオトープへ導水し、水温の振れ幅を小さくする対策を行った。対策の結果、夏季、冬季ともにカワニナの生息密度の改善が確認された。
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