令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境創造・ビオトープ(2)

座長:高山 晴夫(鹿島建設)

[VII-46] ホタル保全の湿地における外来種アメリカザリガニの疑似巣穴による捕獲に関する試み(2)

〇佐藤 たくみ1、金内 敦1、柴野 一則1 (1.東急建設株式会社)

キーワード:ホタル、アメリカザリガニ、疑似巣穴、捕獲調査

ホタルの保全活動では,ホタルを捕食するザリガニを捕獲することが重要である. 本報では,幼体のザリガニの捕獲効率を上げるために疑似巣穴の内径を変え,捕獲調査を実施した結果を報告する.
調査の結果,ホタルの幼虫に影響を与える可能性がある小型のザリガニを秋季から冬季かけて多数捕獲することができた.内径30㎜以下の疑似巣穴で捕獲したザリガニは,最小値は概ね10~18㎜であり,対象としている全長30㎜以下のザリガニを捕獲することができた.また,2020年の秋季から冬季は,現在設置されている疑似巣穴の設置数をさらに増やし,より多くの捕獲を試みたい.

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