令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

動態解析

座長:田中 恒夫(前橋工科大学 社会環境工学科)

[VII-91] マイクロプラスチックの実態調査と生分解性材料の分解実験

〇山田 百合子1、伊藤 洋1、坂口 裕哉1 (1.北九州市立大学)

キーワード:マイクロプラスチック、漂着廃プラスチック、生分解プラスチック、微生物分解

近年、海洋プラスチックごみ問題が国際的に大きな注目を集めている。陸上から海洋に流出したプラスチックごみは推計で2~6万tといわれている。海岸に漂着・蓄積したマイクロプラスチックには添加および吸着由来の化学物質が含まれており、砂浜・海洋など自然への汚染リスクのみでなく、海洋生態系への影響リスクも危惧されている。現在、その対策の一つとして生分解性材料の製造および普及が進められている。しかし、生分解性材料は条件を満たした設備でなければ、分解に長期間を要することが課題となっている。本研究では、生分解性材料の微生物分解に要する期間の検証を行ったのでここに報告する。

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