第２部門③

[2B19-24-03] 水-土粒子の半解像型連成粒子法による混相流解析

*辻 勲平¹、浅井 光輝¹、笠間 清伸¹ (1. 九州大学大学院)

キーワード：SPH、DEM、半解像型連成

津波によるケーソン型防波堤の捨て石マウンドにおける浸透・洗掘崩壊や，近年の豪雨による土砂災害・土石流など，水と土の混相流による自然災害が多発している．水と土（粒状体）の混相流シミュレーションでは，地盤の間隙内の流れを詳細に解く解像型連成，相対速度依存の抗力を経験的に求める非解像型連成，そしてそれらの特徴を併せ持つ半解像型連成の3つの方法がある．本研究では，計算コストを抑えつつ，粒状体からなる地盤の局所崩壊の再現性が高いとされる半解像型連成を粒子法に実装し，水と土の混相流シミュレーションを実施する．