第41回日本認知症学会学術集会/第37回日本老年精神医学会[合同開催]

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ランチョンセミナー

[LS2] ランチョンセミナー2
高齢うつ病の真の回復とは～症状軽快からリカバリーへ～

2022年11月25日(金) 11:50 〜 12:40 第2会場 (7階 ホールB7（1）)

座長：池田 学（大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室）

共催：武田薬品工業株式会社／ルンドベック・ジャパン株式会社

　わが国は人口高齢化に伴い，シニア世代の生活スタイルも多様化し，働き続ける人や趣味の世界を楽しむなど個々の満足も多様化してきている．うつ病治療のゴールは，従来は抑うつ気分などの症状の改善だったが，現在は本来の社会生活に戻る機能的リカバリーが求められてきている．高齢うつ病治療においても同様で，個々の多様化した機能的リカバリーを目指していくことが重要である．その機能的リカバリーに重要なもののひとつは認知機能障害の改善である．うつ病の認知機能障害とは何かを脳画像的病態も含めて検討し，うつ病の薬物治療について新薬であるボルチオキセチンを含めて考察をしていきたい．

[LS2-1]

○松尾 幸治 (埼玉医科大学医学部精神医学)