西田修1,小谷穣治2 (1.藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座 2.兵庫医科大学 救急・災害医学講座)
セッション情報
合同プログラム » シンポジウム(合同)
シンポジウム 4 日本版ICUにおける栄養管理ガイドライン作成
2014年3月1日(土) 09:50 〜 12:00 第3会場 (国立京都国際会館 1F さくら)
座長:小谷穣治(兵庫医科大学病院 救急・災害医学講座・救命救急センター)、西田修(藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学)
古来より重症病態の予後に栄養が深く関連することは経験的に認知されてきたが、ここ30年で栄養投与法や栄養剤が臓器障害や感染に関わる免疫能を制御し、予後をも左右することが明らかになり、21世紀に入り、国外ではそれらエビデンスの集大成として、それぞれの地域の事情を考慮した多くのガイドラインが作成された。翻って本邦ではNST活動がどの病院にも定着し、その質の向上を極める段階に入った。折しも国内外から免疫修飾栄養素を配合した栄養剤が発売され、臨床現場でもその理解に基づく使い分けが必要となってきた。そこで、本学会では本邦の臨床現場に則したガイドラインの作成を目的に委員会を立ち上げた。本日は作成中の各分野を概説すると同時に、ガイドライン作成方法の基本法の解説と、日本静脈経腸栄養学会からの批評を頂き、本ガイドラインの作成方向を正す導く礎としたい。
江木盛時 (岡山大学病院 集中治療部)
東別府直紀 (神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・NST)
佐藤格夫 (京都大学医学部 初期診療救急科)
清水孝宏1,亀井有子2 (1.地方独立行政法人 那覇市立病院 2.市立岸和田市民病院)
清水義之1,志馬伸朗2,小谷穣治3 (1.大阪府立母子保健総合医療センター 集中治療科 2.国立病院機構京都医療センター 3.兵庫医科大学)
福岡敏雄 (倉敷中央病院 総合診療科 救命救急センター 医師教育研修部)
東口高志 (藤田保健衛生大学医学部 外科・緩和医療学講座)