第42回日本集中治療医学会学術集会

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教育セミナー19 ARDSの治療戦略 ─改めて腹臥位療法を見直す─

2015年2月10日(火) 12:20 〜 13:20 第9会場 (ホテル グランパシフィック LE DAIBA B1F シャトレ)

座長:西田修(藤田保健衛生大学医学部麻酔・侵襲制御医学講座)

共催:パラマウントベッド株式会社

腹臥位療法が酸素化に有効であることは古くから知られていたものの、ARDSの生命予後に対して良好な結果は得られていませんでした。 しかしながら、近年、腹臥位療法を行うタイミングや施行時間などの試行錯誤の結果、「重症ARDSの死亡率改善」という結果がもたらされました。 今回は腹臥位療法の最新論文や実際にARDSの治療戦略として取り組んでいる具体例を紹介し、急性期呼吸療法として腹臥位療法をどのように位置づけ、治療の選択肢とすればよいのかを考え、ARDSに対する腹臥位療法を見直す機会になればと思います。