第34回日本環境感染学会総会・学術集会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム13
感染対策のプロセス、アウトカム指標

2019年2月23日(土) 08:40 〜 10:10 第4会場 (神戸ポートピアホテル 南館1F 大輪田A+B)

座長:小西 敏郎(東京医療保健大学医療保健学部 医療栄養学科), 洪 愛子(神戸女子大学 看護学部)

【座長の言葉】
本学会が2009年にスタートした医療器具関連感染サーベイランス事業をはじめ、近年、プロセスやアウトカムを数値化し評価する臨床指標の活用が、学会や病院団体等に広がっている。ストラクチャー評価中心であった初期の医療の質評価は、現在、プロセス、アウトカムといった視点に注目されている。診療報酬上の評価においても対策評価を充実させ、取組推進の観点から、感染防止に関する部門を設置する体制とチームの業務内容に加え、地域や全国のサーベイランスに参加していることなどが「感染防止対策加算」の施設基準に定められている。医療の質評価の重要な指標の一つである感染対策に特化した臨床指標の開発と活用は、本学会においても高い関心事である。感染制御の実践と研究のリーダーがどう考えているか、このセッションでは、各方面でのリーダーである5人のシンポジストが、疫学、診療、ICT、AST、臨床検査のそれぞれの専門的な視点から、感染対策のプロセス、アウトカム指標について意見を述べ、現状と課題について討論する。感染制御、感染症予防、感染症危機管理に関する専門家集団である本学会の会員として、シンポジウム参加者に今後の参考となる情報が共有され、感染対策の質改善に関係者の関心と努力がさらに進む機会となることを期待している。

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