第34回日本環境感染学会総会・学術集会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム9
インフルエンザ対策

2019年2月22日(金) 10:35 〜 12:05 第8会場 (神戸国際会議場 1F メインホール)

座長:藤田 次郎(琉球大学大学院 感染症・呼吸器・消化器内科学(第一内科)), 青柳 哲史(東北大学大学院医学系研究科 総合感染症学分野)

【座長の言葉】
例年、本邦における季節性インフルエンザウイルス感染症は12月から翌年3月にかけて流行する。この流行に伴って、各地の保育所、学校、病院あるいは高齢者長期療養施設内においてインフルエンザの感染伝播の事例が報告される。特に、病院あるいは施設において、インフルエンザが発症した際には、患者間の感染に留まらず多数の職員にも感染伝播が広がることがある。結果として、病院に入院しているハイリスク患者では重症化し死亡する事態、予定していた手術など本来の治療の延期、さらに感染が拡がる場合には病棟閉鎖による新規入院患者の受け入れ中止などを経験する。このように、インフルエンザが病院あるいは施設内感染を起こした際のインパクトは非常に大きく、日頃からの感染対策が重要になってくる。 そこで、本シンポジウムでは、インフルエンザの感染対策について、それぞれのご専門の先生からご講演いただく。はじめに藤倉雄二先生からインフルエンザに関する疫学を中心に解説をいただく。その後、インフルエンザ感染対策の各論として、石黒信久先生よりインフルエンザ感染時の予防内服について、宮良高維先生よりインフルエンザワクチンによる予防ついて、渡邉都貴子先生よりインフルエンザにおける手指衛生・マスク着用による感染制御について解説いただく。 本シンポジウムを通して、インフルエンザ感染対策について包括的に見直すことで、少しでも病院あるいは施設内おける感染対策に役立てることができればと考えている。

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