9:36 AM - 9:45 AM
[パネルディスカッション3] リプロセス中央化における課題
-内視鏡メーカとして
軟性内視鏡は、管路のブラッシングなど人手による丁寧かつ念入りな洗浄作業が必要であり、一般的な機器とは異なる手段・プロセスが必要となる。また汚れを固着させないために、検査後短時間のうちに洗浄をおこなうことが品質管理上重要である。さらに上部内視鏡検査は10分ほどで終了することも多く、リプロセスを短時間で完了させ内視鏡室に戻す必要があり、オペレーションの観点からも時間の管理が極めて重要になる。また多様な使用状況それぞれのバリデーションデータをメーカが揃えることはできない中、施設ごとに品質をどのように管理していくかも課題となる。
本発表では軟性内視鏡と一般的な機器との違いを考慮する中で、内視鏡メーカの立場から中央化 処理のメリット・デメリット、実現に向けての課題等を整理する。また中央化処理が進んでいる欧州の状況を紹介し、日本との違いを意識する中で、日本における今後の中央化処理の可能性を考えてみたい。
本発表では軟性内視鏡と一般的な機器との違いを考慮する中で、内視鏡メーカの立場から中央化 処理のメリット・デメリット、実現に向けての課題等を整理する。また中央化処理が進んでいる欧州の状況を紹介し、日本との違いを意識する中で、日本における今後の中央化処理の可能性を考えてみたい。