13:10 〜 13:50
○黒田 輝 (東海大学大学院工学研究科電気電子工学専攻)
シンポジウム
2017年9月15日(金) 13:10 〜 15:10 第2会場 (栃木県総合文化センター 1F サブホール)
座長:黒田 輝(東海大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 小畠 隆行(量研機構 放医研)
【ねらいと概要(Aims & Scope)】
MRIを用いた治療計画・支援は、治療の低侵襲化の流れと相まって、近年著しい発展を遂げてきた。1994年の縦型オープンボアMRI実用化を契機として、脳外科領域の手術、子宮筋腫の集束超音波治療、前立腺に対する生検などの臨床手技が相次いで確立された。これらの生検・治療では、X線あるいは超音波エコーにはないMRIの特性、すなわち軟部組織における高い識別性、体内温度分布画像化の能力、あるいは電離放射線による被爆がないことなどが活かされている。最近では経頭蓋的照射を含む様々な集束超音波治療、レーザー治療、カテーテル治療、放射線治療計画、あるいは主磁場コイルを貫通させる放射線治療など、その適用は広範に及ぶ。MRI装置についても、目的に応じてクローズドボア・横型オープンボアを使い分けるようになっている。
このような現状を捉え、本シンポジウムではMRIガイド下治療の将来像を描くことをねらいとする。基礎系演者による技術概論を皮切りとして、臨床系ならびに技術系演者により、本質性振戦に対する経頭蓋集束超音波治療ならびにMRIによる放射線治療計画という、MRIガイド下治療の最前線に焦点を当てた議論を行なう。
13:10 〜 13:50
○黒田 輝 (東海大学大学院工学研究科電気電子工学専攻)
13:50 〜 14:30
○阿部 圭一 (東京女子医科大学)
14:30 〜 15:10
○土屋 貴裕 (名古屋市立大学病院 中央放射線部)