日本臨床神経生理学会学術大会 第50回記念大会

講演情報

ベーシックレクチャー

ベーシックレクチャー3

2020年11月26日(木) 11:10 〜 11:40 第3会場 (2F B-2)

座長:三澤 園子(千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学)

[BL3-2] NCS始めて半年、5回に1回ふとよぎる普通の疑問に答えます

畑中裕己 (帝京大学 脳神経内科・神経筋電気診断センター)

【本講義の受講対象】実際に検査室でルーチンNCSをなんとか一人で正常な症例の検査は終えることができるが、異常があったとき、正常値を手元に置きながらどうすればいいのか迷うビギナー。
どこまでが許容範囲でさらなるアプローチが必要なのかをお伝えしたい。
【本講義の項目】
1.測定不能とする前にどこまで努力すべきか
2.CMAPはどこまで減衰OKか Median, tibial, ulnar
3.刺激電極の向き(プラスとマイナス)F-waveとSEPはこのまま刺激して良いのか?
4.SCSにおける逆行性と順行性
5.刺激(強度、持続時間、刺激間隔の調節)の上限
6.Radial MCSの測定方法