[II-S08-03] 外科治療から見た心室中隔
キーワード:心室中隔, 漏斗部中隔, 両大血管右室起始
先天性心疾患の外科治療において心室中隔欠損閉鎖術、心室内血流転換術は重要な術式であり、心室中隔とその周辺組織の解剖の理解が必要となる。心室中隔欠損は、上縁に三尖弁(あるいは僧帽弁)、前縁に半月弁もしくは漏斗部中隔、下縁は中隔縁柱前縁、下縁は中隔縁柱後縁、後下縁に膜性翼片(あるいは筋性組織)が存在する。また、漏斗部中隔と心室中隔の関係、刺激伝導系の走行も外科術式決定に重要となる。
以下の疾患において、外科修復に重要となる心室中隔および周辺組織の解剖を詳述する。
1. 心室中隔欠損
2. ファロー四徴症
3. 両大血管右室起始症(正常大血管型、大血管転位型)
以下の疾患において、外科修復に重要となる心室中隔および周辺組織の解剖を詳述する。
1. 心室中隔欠損
2. ファロー四徴症
3. 両大血管右室起始症(正常大血管型、大血管転位型)