日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会

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介護予防・健康づくり/キーノートレクチャー/健康状態に影響を与える包摂的なコミュニティとまちづくりの方向性―社会実装の進展に貢献する視点―

2023年9月1日(金) 11:00 〜 12:00 RY301 (良心館3階RY301番教室)

司会:田中 喜代次(筑波大学)

[14介-レクチャー-1] 健康状態に影響を与える包摂的なコミュニティとまちづくりの方向性

社会実装の進展に貢献する視点

*久野 譜也1 (1. 筑波大学)

<演者略歴>
筑波大学大学院人間総合科学学術院スポーツウエルネス学学位プログラム
筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム・プログラムディレクター
コミュニティにおける包摂性の低下が言われて久しい。今後の人口動態から見て、健康寿命の延伸という視点から自助・共助・公助のバランスが重要であることが求められるが、このバランスが崩れていることも多くの研究者からも指摘されている。また、研究成果が社会実装されていないという政府や産業界からの不満も本領域に限らず、依然として解決していない現状が見られる。
 本分科会の使命は、まさしくエビデンスの社会実装であるので、そこまでの道筋についても考察したい。
 さらに、2023年度から5年間の予定で内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第3期がスタートしている。このプログラムは、わが国の国家的課題として14課題が位置付けられ、Society5.0の達成に貢献し、社会実装がアウトカムと位置付けられているものである。筆者は、14課題の中の1課題に位置づいている「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」のプログラムディレクターを務めている。このセッションでは、本件の計画・方向性についても併せて紹介し、国の動きも含めて本領域で今後研究の促進が期待される方向性を整理したいと考える。