The 83rd Annual Meeting of Japanese Society of Public Health

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Public Symposium

協創と対話でタバコ対策を進めよう!

Tue. Oct 29, 2024 2:55 PM - 4:30 PM Venue4 (Mid-sized Hall, Sapporo Convention Center)

Chair:Takahiro Tabuchi, Hiromi Shiba designated speaker:Izumi Mataumoto

日本公衆衛生学会タバコ対策委員会にて企画したシンポジウムです。
近年新しく登場してきた加熱式タバコやシーシャなどの新型タバコ問題も含め、タバコ対策を進めていくために必要な情報提供を行います。自治体や職場・学校などの現場での協創と対話を通してタバコ対策の推進に資する議論をしたいと思います。
タバコ対策を推進するために、健康日本21第三次を各自治体や職場・学校などの現場で活用し、具体的なアクションプランを策定することや、各職場や事業場に特化した対策をとることが有効だと考えられます。その場合にも従来からの紙巻きタバコだけでなく、加熱式タバコなどの新型タバコへの適切な対応が求められます。新型タバコの登場に伴い、タバコ産業が暗躍して誤解を招いていると考えられる「タバコハームリダクション」問題もあり、タバコ対策を推進するために対話と協創により議論や理解を深めていく必要があります。

タイトル(演者・敬称略)・内容は下記の通りです。
①妊娠期・乳幼児健診などの現場で役立つ情報共有 -新型タバコ問題も(田淵貴大)
②多様な主体の協創を目指したアクションプランの提案 -健康日本21第三次への挑戦(中村正和)
③「タバコハームリダクション」問題における対話のあり方(片野田耕太)
④職場のタバコ対策の社会実装をどう進めるか -対話と協創(齋藤順子)
⑤指定発言:事業場に求められる受動喫煙対策としてのサードハンドスモーク対応(松本泉美)
最後に総合討論を行います。皆さんの議論への積極的な参画を期待します。