第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム27 多種多様な視点から2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズムを考える

2024年11月3日(日) 13:35 〜 15:35 第3会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F 国際会議室)

オーガナイザー: 堀井 剛史(武蔵野大学薬学部 臨床薬学センター), 竹内 裕紀(東京医科大学付属病院 薬剤部), 座長: 竹内 裕紀(東京医科大学付属病院 薬剤部), 井上 岳(北里大学薬学部薬物治療学III )

共催:一般社団法人日本くすりと糖尿病学会

日本糖尿病学会より、2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズムが発表された。特徴的なのは、考慮すべき併存疾患として慢性腎臓病や心血管疾患が挙げられており、多種多様な患者背景に配慮して、糖尿病薬物療法の実施を提案していることである。さらに他疾患のガイドラインに見られない特徴として、服薬継続率、コストや効果の持続性に言及していることであり、薬剤師が積極的に活用すべき内容になっている。糖尿病患者の高齢化により、併存疾患など患者背景は多様化しており、様々な併存疾患を加味したアルゴリズムの活用法が必要とされるが、情報共有の機会は少ない。
本シンポジウムでは、薬剤師の視点からアルゴリズムを解釈し、腎・循環器領域や高齢者など様々な患者背景を踏まえた活用方法について討論を行う。多種多様な視点から糖尿病薬物療法をデザインするのに必要な情報共有を行う場としたい。

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