第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム52 明日から使える新型タバコ時代の禁煙支援

2024年11月4日(月) 09:00 〜 11:00 第5会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 301会議室)

オーガナイザー: 鈴木 立紀(東京理科大学薬学部臨床病態学研究室), 田淵 貴大(東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野), 座長: 鈴木 立紀(東京理科大学薬学部臨床病態学研究室), 田淵 貴大(東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野)

共催:一般社団法人日本公衆衛生学会(タバコ対策委員会)

近年、日本では加熱式タバコの使用者が急増しているが、医療従事者が加熱式タバコに関する正しい情報や禁煙支援方法を十分に理解していないとの報告がある。また、喫煙と薬の相互作用(テオフィリン、向精神薬など)や喫煙による副作用発現リスクの増大(低用量ピル服用に合併する血栓症など)など、薬剤師が関わるべき問題が数多く存在するにも関わらず、現状はあまり積極的に取り組まれていない。そこで、本シンポジウムでは、喫煙と健康の諸問題に対する薬剤師としての関わりを再認識すべく、先ずは、タバコ(加熱式タバコを含む)に関する最新の疫学研究と疾患予防について情報共有をする。続いて、薬学研究者や薬剤師が知っておくべきニコチンの薬物動態・薬理作用を整理した上で、薬剤師が関与する実際の禁煙支援や薬学部における禁煙支援教育について報告する。総合討論では、薬剤師による禁煙支援を推進するための具体的方法について議論を深めたい。

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン