第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム47 ベンゾジアゼピンはもはや使うべきではない薬?~エビデンスと現場での実践から価値と問題を再考する~

2024年11月3日(日) 13:35 〜 15:35 第14会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール6)

オーガナイザー: 桑原 秀徳(医療法人せのがわ瀬野川病院薬剤課), 三輪 高市(鈴鹿医療科学大学薬学部), 座長: 桑原 秀徳(医療法人せのがわ瀬野川病院薬剤課), 三輪 高市(鈴鹿医療科学大学薬学部)

共催:一般社団法人日本精神薬学会

ベンゾジアゼピン系薬(BZD)には様々なリスクが報告され、今やそれを使い続けること自体が不適切であるかのようである。しかしながら、これまでのエビデンスは統計学的には有意といえども臨床的にはわずかな差を検出しているに過ぎず、昨年はBZDを中止するとむしろ死亡リスクが高くなるという論文も報告され、論争の種となりそうである。一方で、現場では今でも実際に医師側あるいは患者側から極めて強いニーズがある薬剤である。果たして我々はBZDからの脱却を図っていかなければならないのだろうか?本シンポジウムは、BZDに関するエビデンス整理を切り口に、医師と薬剤師の立場からそれぞれあるべき使い方を語り、BZDの不適切使用問題の本質とは何かに切り込み、どういうケースで使うべきか、使うべきでないかを改めて議論することを通して、その価値と問題を問い直すものである。

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