○中出 順也1,2 (1.金沢大学附属病院 薬剤部, 2.金沢大学附属病院 感染制御部)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム58 令和6年能登半島地震の被災地からの発信 ~被災から病院薬剤部門を救え~
2024年11月4日(月) 09:00 〜 11:00 第13会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール3・4・5)
オーガナイザー: 中出 順也(金沢大学附属病院薬剤部), 西田 祥啓(金沢医科大学病院薬剤部), 座長: 中出 順也(金沢大学附属病院薬剤部), 西田 祥啓(金沢医科大学病院薬剤部)
令和6年1月1日、能登半島地震が発生。震源地の能登半島北部では一瞬にして水道や電気等のライフラインが絶たれたが、医療機関は地域医療維持のために活動を継続し、自らも被災者である薬剤師達もまた、業務を継続していた。そんな中、日本病院薬剤師会は、県行政やDMAT、石川県病院薬剤師会等と連携し、被災地の病院・病院薬剤師の支援に、発災9日後から薬剤師を派遣した。その後も刻一刻と変化するニーズに応じた支援を継続した。
災害発生は予測困難であり、誰もが支援者にも受援者にもなり得る。災害対応の経験や報告は貴重であり、災害薬事に関する経験の共有は対応を行った薬剤師の使命と考える。本シンポジウムでは、被災県の大学病院に所属するDMAT隊員の薬剤師がオーガナイザーとなり、支援者・受援者の各立場の演者による今般の災害における活動状況や連携体制、課題についての講演とともに、薬剤師が身につけるべき知識や覚悟を議論したい。
○安藝 敬生 (小倉記念病院 薬剤部)
○中島 彰子1, 柴田 啓智2, 中筋 美穂1 (1.香川県立中央病院 薬剤部, 2.済生会熊本病院 薬剤部)
○村田 航一 (市立輪島病院 医療技術部 薬局)
○端谷 大輝1, 村田 航一2, 内手 昇1 (1.北陸大学 薬学部 薬学科, 2.市立輪島病院 薬剤部)