第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム39 医薬品のオーバードーズに薬剤師が立ち向かう ~未来のために薬剤師が今考えるべきこと~

2024年11月3日(日) 15:50 〜 17:50 第7会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 303会議室)

オーガナイザー: 橋本 麻衣子(信州大学医学部附属病院薬剤部), 坪内 清貴(金沢大学附属病院薬剤部薬剤部), 座長: 坪内 清貴(金沢大学附属病院薬剤部), 橋本 麻衣子(信州大学医学部附属病院薬剤部)

近年、一般用医薬品の活用をはじめとするセルフケア・セルフメディケーションの推進が図られる一方で、若年者を中心とした医薬品の濫用が社会問題となっており、規制の強化が進められている。
医薬品の過剰摂取が原因で救急搬送されると薬剤師は救急外来やICUで救命や後遺症を防ぐために治療支援を行う。その後一般病棟で薬剤師の治療支援を受け患者は地域へ戻っていく。医薬品の濫用は社会的不安が背景にあるとの指摘もあり、自殺や社会的孤立への対策等も濫用防止につながる可能性がある。薬剤師は過剰摂取後の対応だけでなく、医薬品が処方された患者、医薬品を購入しようとする者に対しゲートキーパーとしての役割も求められている。
本シンポジウムは医薬品の過剰摂取による緊急入院を防ぐために、急性期から外来、薬局での対応など、医療のサイクルにおける各場面で薬剤師に求められている役割を考え、それぞれの業務の質の向上を目指すものとする。

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