第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム59 未来の医療安全を科学的にデザインする -医療情報システムの活用-

2024年11月4日(月) 13:35 〜 15:35 第13会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール3・4・5)

オーガナイザー: 嶋田 沙織(筑波大学附属病院 薬剤部/医療安全管理部), 横山 威一郎(千葉大学医学部附属病院 薬剤部/医療安全管理部), 座長: 嶋田 沙織(筑波大学附属病院 薬剤部/医療安全管理部), 横山 威一郎(千葉大学医学部附属病院 薬剤部/医療安全管理部)

 医薬品関連エラーは、治療の計画、処方、調剤、調製、配薬、投与、投与後の観察および評価のいずれのプロセスにおいても発生する可能性がある。これらすべてのプロセスに関わっているのが医療情報システムであり、医薬品関連エラーを防止するため、医療機関毎にカスタマイズしながら運用している。小児最大投与量や医薬品アレルギーのチェック、臨床検査値の活用などの各医療機関独自の取り組みを科学的に評価することは、医療の質を向上させるために必要である。医療従事者の利便性と、医薬品関連エラーの防止機能および患者の最適な治療への貢献を兼ね備えた医療情報システムの追求は、未来の医療安全を“デザイン”する上で欠かせない。
 本シンポジウムでは、医療情報システムを活用した医療安全への取り組み事例とその評価の共有を通して、医療情報システムの発展および標準化の推進が医療の質の向上につながることを議論していきたい。

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