Prof. Fitzhugh Mullan MD1,2 (1.George Washington University, 2.Washington, DC USA)
Session information
講演
[SL6] The Seasons of Survival: Reflections of a Physician Cancer Survivor
Sat. Jun 24, 2017 10:35 AM - 11:30 AM 第2会場 (会議センター メインホール)
座長:小森康永(愛知県がんセンター中央病院 緩和ケアセンター)
同時通訳あり
企画趣旨
会員諸氏が最初にモラン教授のことをお知りになったのは、もちろん「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」NEJM掲載の”Seasons of Survival”(1985)を読まれたときであろう。その母体となった闘病記『がんサバイバー』(改田明子訳、ちとせプレス)の邦訳刊行と同時に、教授が来日される。
その日本語版序文から今回の講演内容を一部推測するだけでもエキサイティングだ。たとえば、がんサバイバーの本質が不確定性にあること。「季節」という考えは、ロードマップとして見るべきではないこと。ありがたくない可能性については知り得ないけれども、診断を抱えた生活の状況だけは知り得るのが現実だから。なのに、その生活状況自体にこれまで十分な注意が払われてこなかった。
1975年のがん闘病体験を2017年の時点で再訪される教授の講演は聞き逃すわけにはいかない。
小森 康永 利益相反1 〜 13:該当無し