22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

Session information

シンポジウム

[SY25] ~地域包括ケアとの連携~

~地域包括ケアとの連携~

Fri. Jun 23, 2017 3:45 PM - 5:15 PM 第10会場 (会議センター 501+502)

座長:小野沢滋(みその生活支援クリニック)、坂下美彦(千葉県がんセンター 緩和医療科)

企画趣旨
 2025年には団塊の世代が後期高齢者となり超高齢多死社会に突入します。東京を中心とした首都圏が直面する急速な高齢化は人類史上初めての経験であり、医療・介護・福祉の需給バランスが大きく崩れることが予測されます。そのため緩和ケアに携わる者にとって大きな危機感を抱かざるを得ないと思います。今、我々は何をすべきででしょうか?本シンポジウムでは2025年に備えて様々な現場で取り組んでいらっしゃる首都圏の先生方にご登壇をお願いしました。超高齢多死社会において緩和ケアに必要な「医療・介護・福祉」が適切に配分・提供されるために、我々に何ができるかに焦点を絞りセッションを進めていきたいと思います。まず、田中桂子先生にマクロ的な2025年問題とがん拠点病院の役割を整理していただいた後、廣橋猛先生に医療連携のハブ機能を持つ病院モデル、首藤真理子先生に在宅療養支援診療所での多職種連携、川越正平先生にまちづくりプロジェクト、小澤竹俊先生に人材育成プロジェクトついてご紹介いただく予定です。そして最後にみなさんと一緒に全体討論を行いたいと思います。将来は暗闇ではなく、少し希望の光が見えるようなシンポジウムにできたらと考えています。

小野沢 滋 利益相反1 〜 13:該当無し
坂下 美彦 利益相反1 ~ 13:該当無し