22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

Session information

シンポジウム

[SY27] 主なCancer Pain Syndrome の診断と治療

Fri. Jun 23, 2017 3:45 PM - 5:15 PM 第14会場 (アネックスホール F205+206)

座長:松下格司(鹿児島大学病院 緩和ケアセンター)、大坂巌(静岡県立静岡がんセンター 緩和医療科)

企画趣旨
 がん疼痛のマネジメントには何よりもアセスメントが重要であり、特に痛みの機序を探ることは治療方針を決める上でも非常に重要です。特に、難しい痛みであればあるほど、私たちは痛みをしっかりと見極める必要があるのではないでしょうか。パンコースト症候群、腰仙部神経叢症候群、悪性腸腰筋症候群、頭蓋底骨転移による疼痛症候群など、疼痛治療が難しい症例で苦労されておられる方は多いと思います。そこで今回、日常診療でよく遭遇するがん疼痛の症候群(Cancer PainSyndrome)を取り上げ、痛みの機序・診断・治療について改めて考えるシンポジウムを企画しました。
 がん疼痛治療において経験豊富な4名のシンポジストにご登壇いただき、代表的な症候群についての解説と先生方の経験も含めてディスカッションしていただく予定です。本シンポジウムでは、Cancer Pain Syndromeを一度に学ぶことができ、明日からの臨床に活かせる知恵を獲得する良い機会になることは間違いありません。多くの皆様にご参加いただき、1人でも多くの患者さんの痛みが少しでも楽になることを願います。

松下 格司 利益相反1 〜 13:該当無し
大坂 巌 利益相反1 ~ 13:利益相反開示事項4(大鵬薬品工業株式会社、ヤンセンファーマ株式会社)、左記以外は該当無し