第24回日本緩和医療学会学術大会

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PAL企画

[PAL2] 患者・家族と医療者のパートナーシップ~いつでも、どこでも、誰でも受けられる緩和ケアを目指して

Sat. Jun 22, 2019 8:30 AM - 10:00 AM 第5会場 (会議センター 311+312)

座長:渡邊 清高(帝京大学医学部 内科学 腫瘍内科),天野 慎介(一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン)

企画趣旨
 日本緩和医療学会学術大会に、当事者(患者・家族)が参加するPAL(患者アドボケイト・ラウンジ)が取り入れられて今年3年目を迎える。わが国における緩和ケアの質の向上を図るために、当事者も最新の知見を学び、参加している医療者と交流、対話を深め、より良い緩和ケアの構築に関わることを目的に継続されてきた。
 本学術大会の荒尾晴惠大会長のテーマとして提示された、「緩和ケアのArt & Science」では、緩和ケアの提供時期、対象、場所が変化しても、緩和医療、緩和ケアの科学的な発展Scienceと緩和医療・ケアの実践Artの側面を緩和ケアの両輪として展開していくことが強調されている。本PAL企画では、患者・家族・遺族・医療従事者による協働の試み・事例の共有を交えながら、対話することの意義と必要性を共有し、当事者への支援に繋がる取り組みの共有と意見交換を行うことで、これからの緩和医療・緩和ケアにおける患者・家族と医療者のパートナーシップの広がりに向けて参加者とともに議論したい。