粉体粉末冶金協会2021年度春季大会(第127回講演大会)

講演情報

講演特集:各種粉末の焼結技術および焼結機構の新たな展開

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講演特集:各種粉末の焼結技術および焼結機構の新たな展開

2021年6月2日(水) 14:00 〜 16:15 第Ⅰ会場 (ライブ配信)

座長:品川 一成(九州大学)、長田 稔子(東京都立大学)

14:35 〜 15:15

[1-3] 協会賞受賞記念講演(研究進歩賞)
金属粉末射出成形Ti‐6Al‐4V 合金の高疲労強度化とその支配因子の解明

〇工藤 健太郎1、品川 一成1、三浦 秀士1 (1.九州大学)

キーワード:金属粉末射出成形法、Ti-6Al-4V、疲労

受賞業績:
氏らは,MIM製Ti-6Al-4V合金において,粉末冶金プロセスにおける系統的・多面的な研究により,鍛造材に匹敵する高疲労強度を実現し,その支配因子を明らかにした.特に,結晶粒径と最大気孔径の比によって疲労強度への影響メカニズムが変化するという知見は,微細構造の設計指針を与え,Ti合金のみならず,その他の元素系にも拡張が可能であると考えられ,本賞に相応しい研究業績であり高く評価できる.

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