44th Autumn congress of Japanese Society of Radiological Technology

Exhibitors' information

[19] KONICAMINOLTA JAPAN,INC.

■複数システムをひとつで統合可能なシステム NEOVISTA I-PACS CX
NEOVISTA I-PACS CX は、2D、3D、動画、MFERの表示に対応。
PACS ビューワーとしての基本機能に加え、VRなどの3D機能、歯科用のビューワー機能、
乳房トモシンセシスにも対応したマンモグラフィビューワー機能、
心電図のMFER規格の波形データの表示に対応したECGビューワー機能を搭載。
レポート機能も搭載し、超音波や内視鏡検査のレポートを作成する機能も有し、これまで部門ごとに管理していたシステムを、ひとつのシステムで統合運用する事が可能です。
また、運用に合わせて必要な機能を選択、拡張することも可能です。
更に、コニカミノルタの医療ITクラウドサービス“infomity”と連携し、セキュアな環境下で、離れた場所との画像情報の共有を実現する『連携BOX』サービスや、クラウド上で画像情報をお預かりする『データバンクアーカイビング』サービス、
365日24時間対応のリモートメンテナンスなど、地域連携やリソースの更なる有効活用、安心してシステム運用できる環境づくりを支援します。

■散乱線補正処理「インテリジェントグリッド」
X線撮影においては被写体などによるX線の散乱により画像コントラストが低下するため、散乱線を除去する手法として散乱X線除去用グリッドが用いられています。
しかし、X線の斜入による濃度ムラが発生するため扱いが難しいという課題があり、特にグリッドと管球の中心を揃えるのが難しいポータブル撮影においては常に濃度ムラの懸念が付きまといます。
グリッド使用時のデメリットは画質影響だけでなく、撮影毎のグリッド着脱の手間や、パネルにグリッドが上乗せされることによる重量の増加などもあります。
今回ご紹介する散乱線補正処理「インテリジェントグリッド」は、グリッドを使用せず画像処理により散乱線を除去する技術であるため、これらグリッド使用時のデメリットなく、画質を向上させることが可能となります。
ポータブル撮影における「胸部正面画像」、および「腹部正面画像」はもちろん、「骨盤」など整形部位にもその適用部位を拡大しており、グリッドを使用しない撮影や低格子比のグリッドを使用した撮影における画質の改善が期待できます。

■“見えにくい”を“見やすい”に 「胸部BoneSuppression処理」
胸部BoneSuppression処理は、胸部画像の前方肋骨、後方肋骨、および鎖骨の信号を減弱させる技術です。
通常、医師が頭の中でイメージしている、「鎖骨/肋骨の減弱像」を可視化することで肺野内の骨に重なる病変が確認しやすくなり、病変の見落とし防止、正常判断の後押し、読影時間の短縮といった、読影効率向上が期待できます。