2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

表面科学・反応(SS2)

[2Da03-14] 表面科学(反応)

2021年11月4日(木) 09:00 〜 12:00 D会場 (金刀比羅)

座長:寺澤 知潮(日本原子力研究開発機構)、山川 紘一郎(日本原子力研究開発機構)

11:45 〜 12:00

[2Da14] 鉱物表面における乾湿サイクルを用いたヘテロジペプチドの合成

*内田 大地1、石川 大輔1、原 正彦1 (1. 東京工業大学物質理工学院)

生命誕生以前の地球におけるアミノ酸がタンパク質へと複雑化する化学進化の反応場として,鉱物表面における乾湿サイクルという,間欠泉のような乾燥と湿潤が絶えず繰り返される場所が注目されている.本研究ではアミノ酸重合において触媒性を示すことが知られる酸化チタン表面で,乾湿サイクルを用いた異種アミノ酸間におけるヘテロジペプチドの非生物的な合成を行い,その合成メカニズムの解明を目的とする.