[3Ca01-12] 表面科学(反応)

[3Ca04] スピン偏極水素原子ビームにおける偏極度の速度依存性

*中津 裕貴¹、島崎 紘太¹、長屋 勇輝¹、植田 寛和²、小倉 正平³、福谷 克之^1,2 (1. 東京大学生産研究所、2. 原子力機構先端研、3. 東京電機大学)

固体表面の磁性や表面と水素分子の生成メカニズムを明らかにするために、スピン偏極水素原子ビームの開発を行っている。2.45 GHz のマイクロ波により水素分子を原子に解離させ、六極磁石を用いて水素原子のスピンを選別することで、スピン偏極水素原子ビームを得る。今回シュテルン-ゲルラッハ磁石を用いて、ビームのスピン偏極度測定を行い、ビームの軌道計算を用いて解析したので、その結果を発表する。